年間に数百万円と書籍を購入する私が選ぶ、「教えたくないけど教えざるを得ない書籍ベスト5」を順不同でご紹介します。
Nike: Better is Temporary
こちらは特にグラフィックデザイナーの方に強くオススメしたい書籍で、
NIKEがこれまでに出してきたプロダクトや広告、グラフィック、マニュアルが掲載されています。
膨大な数のスニーカーも掲載されているのですが、そのスニーカーのカラーリングが非常に勉強になるので、色の組み合わせで迷われることが多い方には特にオススメです。他にも特色の使い方やグラフィックもとてもカッコよく、眺めるだけでも様々なインスピレーションが湧きます。
自分が欲しいものだけ創る! スープストックトーキョーを生んだ『直感と共感』のスマイルズ流マーケティング
数多あるマーケティング関連の書籍の中でも特に影響された書籍です。
なかでも「N=1」という概念は自分にはとても合っていて、定期的に読み返す書籍になりました。
これからも何度も読み返すと思います。 熱く優しいことが語られています。
自分が欲しいものだけ創る! スープストックトーキョーを生んだ『直感と共感』のスマイルズ流マーケティング
進化思考――生き残るコンセプトをつくる「変異と適応」
こちらは少し毛色が変わりますが、様々なイノベーションを生物の進化の観点から読み解いていく書籍です。
この書籍から派生して、沢山の事柄に興味を抱くキッカケにもなりました。
デザイナーが読むリベラルアーツに関する本の入り口としても良いのではないかと思います。
レタースペーシング タイポグラフィにおける文字間調整の考え方
タイポグラフィに関する書籍は毎年沢山出版されていますが、今市達也さんが執筆されたこちらの書籍はこれから先何年何十年と読まれていく書籍だと感じました。文字詰めに対して書かれた書籍の中でも、これほどまでに愛に溢れた書籍があったでしょうか。初学者の方に対しても、中級者以上の方に対してもとても学びがある、最良の書籍だと思います。
レタースペーシング タイポグラフィにおける文字間調整の考え方
マンガでわかるLGBTQ+
ジェンダーに対して様々なシーン・パターン・シチュエーションで描かれており、読み終えた時には泣いていました。小中高等問わず、全教育機関の図書館に置いていただきたいなと思う書籍です。
自身が日常的に使っている言葉を見直すキッカケをくれた書籍です。
おわりに
昨年は例年と違い、ジャンル問わず様々な書籍に触れ、色々なことに思考を巡らせた年でした。
たった一冊でいつでも知のパラダイムシフトは起こせます。
これからも沢山の一編を参考に、ジャンルを横断してリベラルにクリエイティブしていこうと思います。